「花を飾ることで、ご機嫌な家庭を増やしたいんです。」静岡で花のあるくらし研究生1万人を目指します!
「当たり前にお花を飾る人たちを、静岡にもっと増やします!」
花はコミュニケーションのきっかけになるという「花のあるくらし研究所(花研)」の中村さん。ザキヤマとのトークは、なぜか、花研の強みを活かした事業壁打ちに展開し…。
『マーケの現場から』発のビジネス誕生となるのでしょうか?
ぜひご覧ください!
▼ 前編はこちら「花屋さんて、キャリアが描けない職業なんです」思いも評価する制度で、花屋の関係人口を増やす!
| 話を聞いた人 | 花のあるくらし研究所・中村 将史さん |
|---|---|
| 中村さんが今、挑戦していること | 花屋らしい評価制度の構築して、スタッフを幸せにする |
| この記事のポイント | ・花屋は将来のキャリアが描きにくい仕事 ・お花を飾ることで家族をご機嫌にしていきたい |
| 事業内容 | ・生花の店頭販売、結婚式などの装花制作、企業の祝い花制作 ・花のあるくらし研究生(お花のサブスクサービス) ・イベント企画&主催 |
| 中村さんのマーケティングサロン入会時期 | 2020年10月 |
| URL | 花のあるくらし研究所(静岡県静岡市) 花のあるくらし研究所Instagram |
※2025年11月時点の情報です。

目次
信頼を積み上げて「地域に愛されている」ことが、花研の強み
ザキヤマ:
いま、行政や町内会や学校って、過渡期にありますよね。
中学の部活動の外部化に、PTAの外部委託、高齢化による担い手不足…。こういう時代に必要とされるのって、「街のお店」なんです!
中村さん:
確かにそうですね。
ザキヤマ:
花パス(花のあるくらし研究生のサブスクのこと)やコミュニティを持つ花研の強みって、その受け皿になれるところじゃないでしょうか。外から見ても、かなりやりやすい土台があると思います。
中村さん:
なるほど!もう少し詳しく聞きたいです。
自分の強みって、中にいると見えにくくて。

ザキヤマ:
僕が花研さんで一番すごいと思うのは「地域に愛されていること」なんですよ。店舗の創業が2021年と、まだ4年くらいでこれほどのコミュニティがあるというのは、誇っていいです!
歴史の長さではなく、短期間での信頼の積み上げは、すごい価値だと思います。
中村さん:
ありがとうございます!



ザキヤマ:
地域コミュニティ、とりわけ「子どもの居場所」は守らないといけません。部活が縮小すると、習い事にお金を使えない家庭は居場所がなくなるし、共働きの家庭では、放課後に子どもが一人になりがちです。
ここを、単なるボランティアではなく事業として、持続可能に支える必要がある。お互いにWin-Winな仕組みを作って。
花研は既に会員制や協働のベータ版が動いているから、ゼロから作るより速いですよね。花研をプラットフォーム化して、フラダンスやプログラミングなど、子どもの居場所を束ねる仕組みがあれば、親も子も喜び、各教室の集客にもなります!
中村さん:
めちゃくちゃいいです!すごくやりたい。
ただ一つ問題が・・・聞いてくれます?
ザキヤマ:
もちろん、どうぞ!
中村さん:
イベント告知が渋滞してしまうんです。人が一度に受け取れる情報量は限られていますよね。花研から週に1〜2本が限界かなと・・・どう整理すべきでしょうか?
ザキヤマ:
二段階でいきましょう!
まずは「花屋」の軸のまま、看板だけを「みんなが集まる場」へ広げていきます。実運用は、まだ花屋中心でいいです!
地域でのアドバンテージを確立してから、第二段階でプログラミングやフラダンスなど、花屋じゃない領域を少しずつ加えていきます。
運用が回り始めた段階で、出張会場の活用や、他店とのコラボ(花研プロデュース)も検討していくんです。
中村さん:
「看板を広げる」のところを、もう少し詳しく聞かせてください!
ザキヤマ:
屋号は花研のままでも、別名義(屋号)で「地域みんなのコミュニティ」感を出します。対象を「お花好き」に限定しないための、入口設計です。NPOの名称にしてもいいですね!拠点が固定でなくてもOK。学校連携に必要な認定も、NPO名義なら取得しやすいですし。
中村さん:
なるほど!わかりやすいです。

花研の会員を中心に、超ローカルな「子どもの居場所をつくる」構想!
ザキヤマ:
情報発信がインスタグラムばかりだと、SNSをやっている人や、検索に強い人以外を取りこぼしてしまいます。だからこそ「超ローカルな掲示板」が大切なんです!
静岡市全体ではなく、横内・流通・千代田みたいにエリアを絞れば、企業も応援しやすくなります。
中村さん:
なるほど!地域を絞った、超ローカルだけど濃いコミュニティ拠点ですね。
サポート企業も、イメージアップなどの付加価値がありそうです。
ザキヤマ:
目的は「地域の子どもの居場所づくり」です。まとめサイトの超ローカル版として、子ども目線のカテゴリ(低学年OK/運動系/文化系など)で整理すれば、夏祭り等のイベントとも、整合性がありますよね!
中村さん:
いいですね!
NPOの目的は「地域の子育て・子どもの居場所支援」で、行けそうです!
ザキヤマ:
賛成です!結果的に、親や学校のサポートにもなりますから。
昔みたいな「だれかの家がたまり場」は難しい時代。だから、街全体で守る。その共通言語として花のサブスクがあると、「花研の会員=安心の印」みたいに機能しますよ。
中村さん:
イメージできますね!
ザキヤマ:
ところで、お花のサブスク出張所は今もやっていますか?
中村さん:
2か所あります。呉服町のセレクトショップLeSECと、安東のひばり薬局安東店(いずれも静岡市内)に置いてもらっています。
ザキヤマ:
他県ですが、来店客に楽しんでもらえるよう、定期的にお花を飾っている薬局さんがあるんです。そういった取り組みはしていますか?
中村さん:
少しですがありますよ!その薬局さんは「誰もが立ち寄れる場所に」という理念を持っていて、薬をもらう時だけでなく、地域の方が集える場所にしたいという考えのお店なんです。
ザキヤマ:
いいですね!具合の悪いとき以外でも、普段から寄れる拠点に「花」があると、別の用事で来た人が花を持ち帰る導線も作れそうです。
中村さん:
そうなってくれたら、嬉しいですよね。
花をきっかけとしたつながりや、地域の居場所を、どんどん増やしていきたいです!
花を飾ることで、静岡にご機嫌な家庭を増やしていきたい!
ザキヤマ:
では、中村さんがこれから描く未来を教えてください。
静岡に留まるのか、外へ広げるのか?花研を軸に、どんな世界を思い描いていますか?
中村さん:
花研の理念は「お花を日常に飾る人をもっと増やす」ことです。
僕らの事業がきっかけで、お花を飾る人が増えると、暮らしや考え方もポジティブに変わっていくと思っています。
ザキヤマ:
いいですね、ポジティブ!
中村さん:
よく「掃除をしたら花を飾ります」と言われるんですが、実は逆です。「花を飾るから掃除をするようになる」んです。

中村さん:
まず一輪をテーブルに置いてみる。それだけで空気が変わり、会話が生まれる。
例えば家族とギスギスしてしまったときに、お花を持ち帰ったとします。相手に「(お花で)何をごまかそうとしてるの?」って言われても、それってもうコミュニケーションですよね。会話のキャッチボールがうまれている。無言よりは、ずっといい!
だから、お花を飾る人を増やして、暮らしをご機嫌にしていきたいんです!
ザキヤマ:
めちゃくちゃ共感です!
「ご機嫌な家庭が増える」って、いいキーワードですね。そこに、暮らしの中に花を置くことを紐づけてもよさそう。使ってもいいですか?
中村さん:
ぜひ使ってください!
もうひとつの目標としては、花のあるくらし研究生を1万人にすること!
ザキヤマ:
おおー、1万人!
今はどのくらいなんですか?
中村さん:
200人です。
でも、秘策があるんですよ。
ザキヤマ:
ほほう、200人からの秘策ですか。
それって合法なんですか?(笑)
中村さん:
もちろん合法ですよ!(笑)
法人さんに、福利厚生としてお花を届けるんです。
例えば、30人スタッフがいる会社なら、月に1回、30束ぶんのブーケを届けます。
花だけ届けても意味がないので、コミュニケーションツールとしての花の価値や、感謝の気持ちを伝えるツールとして使ってもらいます。感謝の文化も一緒にお届けするんです。
すると、スタッフが生き生きと働くようになったり、離職率の低下や生産性向上などの効果も期待できるんじゃないでしょうか!
30人の会社が100社あれば、もう3000人!3分の1が達成です。
こんなふうに、ありとあらゆる手を使って、1万人を目指していこうと思います!

(出典:花研Instagram)
ザキヤマ:
1万人といえば、静岡市民の70分の1ですからね。
70人に1人が花研の研究生という未来!
いいじゃないですか。
中村さん:
静岡で、当たり前にお花を飾る人たちを増やしていきます!
そのためにも、社内の文化づくりや評価設計は欠かせないです。1万人となると、お花の価値を伝える人もたくさん必要ですからね。
ザキヤマ:
1万人ビジョンのためにも、スタッフさんのしあわせに取り組んでいくんですね!
応援しています。

目の前の課題を一つずつ解決していけば、希望の未来に近づいていく。
ザキヤマ:
最後に、トライしたいけどできないという人にむけて、中村さんから伝えられることはありますか?
中村さん:
はじめにザキさんが「お花の業界を良くしたいという話が刺さった」と言ってくれましたよね。でも業界を良くするのって、『結果』だと思うんです。
最初から「変えよう!」と考えてやっているわけじゃなくて、日々の現場やお客様の困りごと、課題を解決していくうちに、それが広がっていく。
同じような課題はきっと、どの地域でも、どの会社でも起こっています。
だからこそ、目の前の問題を一つずつ解決していくことが、結果的に業界全体を良くすることにつながるのかなと。
何かやりたいことがある場合も、目の前の「今できること」から積み重ねていけばいいんじゃないでしょうか。
ザキヤマ:
なるほど!すごく共感します。
始めから大きな旗を掲げるよりも、現場の課題解決の積み重ねが本質なんですね。
中村さん:
そうですね。
僕の活動もそうやって少しずつ、変わっていけばいいなと思っています!

ザキヤマ:
まずは、今できることから始めましょう!
今日はありがとうございました!
中村さん:
こちらこそ、ありがとうございました!

ザキヤマがあなたの悩みの入口になります。一度、カジュアルにお話ししましょう!
静岡マーケティングサロンは実践者のナイストライを後押しして、実践者同士が生の事例や悩みを共有し「これってみんな、どうしてる?」を聞ける居場所です。
